Canonの新型カメラ M6 Mark II
前回、紹介したEOS90Dを紹介したので今回は同時発表されたEOS M6 MarkⅡ(長いので以後、M6 MarkⅡと表記)を紹介します。
実は、EOS90Dよりも個人的にはこちらのM6 Mark IIのほうが個人的には期待値が高かったカメラでした。
本来、比較するさいは前機種のM6と比較するのでしょうが、今回はあえて私の所有しているEOS80Dと比較します。
EOS80Dとの比較
EOS80D | M6 Mark II | |
画素数 | 2420万画素 | 3250万画素 |
旧型とはいえ、上位機種の80Dを超える3000万画素。今の時代、3000万画素がスタンダードになってしまうのか。 | ||
映像エンジン | DIGIC 6 | DIGIC 8 |
90Dと同じで映像エンジンが2バージョンアップしているので、画像の美しさだけでなく暗所での撮影も大幅にアップしている。 | ||
シャッター速度 | 1/8000~30秒、バルブ(すべての撮影モードを合わせて) | 1/4000〜30秒(電子シャッター時は最高1/16000)、バルブ |
シャッタースピードは80Dの方が勝っているが、電子シャッター時はM6 Mark IIに軍配が上がる。 | ||
45点 | 143点 最大5481ポジション | |
ライブビュー(背部モニター)を使用したときの測距点はさすがだが、M6 Mark IIはEVFを搭載していないのでそこが最大の欠点と言える。ホットシューに別売りの外付けEVFを設置できるが、そうなると当然ホットシューが塞がるので私としては気に入らない。 | ||
バッテリー | ストロボ撮影なし | |
約1390枚 |
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50%ストロボ撮影 | ||
約960枚 |
約250枚(EVF使用) 約305枚(EVFなし) |
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バッテリーは80Dのほうが、性能が良いものを使用していること、またM6 Mark IIはミラーレスということもあり、撮影枚数に圧倒的差がでてしまっている。これは予備バッテリーが2つ以上必要であることを示している。 | ||
大きさ | 約139.0(幅)×105.2(高さ)×78.5(奥行)mm | 約119.6(幅)×70.0(高さ)×49.2(奥行)mm |
約650g(本体のみ) 約730g(バッテリー、カードを含む) |
約361g(本体のみ) 約408g(バッテリー、カードを含む) |
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流石にミラーレスカメラ、大きさ重さに決定的に差がついてしまい、M6 Mark IIの機動性が目立つ結果となってしまっている。 |
EOS 90Dとほぼ同性能と言えるコンパクトなミラーレス
性能を見れば写真の撮影枚数に差をつけられているとはいえ、ほぼ同時に発売されたEOS 90Dと同等といえるほどの性能を持ち、なおかつ価格が11万円となっているのでコスパも良いと感じますね。
しかし、しかしであるファインダーが外付けというのはやはり頂けません。なぜなら、ファインダー装着時に後々に購入しようとしているストロボなどのアクセサリーがつけられなくなるからです。そこだけが、本当にそこだけが惜しい!!
結果M6 Mark IIは買いなのか?
最近、EOS 80Dの携帯性の低さに多少なりとも不便さを感じていたため、小型のミラーレスカメラがほしいと思い今回のM6 Mark IIに期待をしていたのですが、やはりというかファインダーが外付けという仕様であったため、こちらのカメラも購入を見合わせることにしました。
しかし、このコンパクトさと14コマ/秒の連射速度は相当に魅力的です。
ファインダーが内蔵していれば!!!そこが惜しまれます。(M5 Mark II)に期待してますよ Canonさん!