EOS 80Dをドナドナした話
去る7月11日にEOS 80Dとお別れし、ニコン Z 6をお迎えする準備が整いました。
ここ数日はカメラ好き界隈の間でCanonのEOS R6,R5でもちきりですが、今回は同じCanonの一眼レフ EOS 80Dについて書きます。
EOS 80Dの概要
EOS 80Dについて簡単に紹介します。
あらためてスペックを羅列すると、4年前のモデルとはいえ現在でも十分通用するカメラであることがわかりますね。
映像エンジンは4年前のもので夜間の高感度撮影時の性能はおそらく下位機種よりも見劣りするのではないかと思われます。
2年使用した愛用機
購入したのが一昨年の6月なので、ほぼまる2年使い倒したカメラです。
ojisan-loneliness.hatenablog.jp
めちゃくちゃのテンションで書いた、EOS 80Dの記事
コスパは最高
性能はミドルスペックのカメラであるため、発売から4年経った今でも十分通用しますし、操作性はカタログスペックでは劣っている最新の下位機種より優れています。私自身、以前EOS Kiss Mを店頭で触ったときにあからさまに使いにくさを感じたほどです。
欠点
大きく重い
これはEOS 80Dの欠点というよりかは、一眼レフ全般における欠点でありますが内部にミラーやプリズムを内蔵しているためどうしてもミラーレスに比べ大きく重くなってしまいます。
APS-Cでありながら重量が730gありフルサイズ機のZ 6に比べても50gほど重くサイズも一回り大きいため、スナップなどのちょっとした持ち出しにはあまり向いていません。
APS-Cの限界
当時のAPS-C機の最上位機種であったため、他のAPS-Cの機種に比べれば暗所撮影等に強かったらしいですが、フルサイズに比べるとやはり高感度撮影機能は大幅に劣ります。
私自身、夜景撮影を好んで撮っていた時期があったのですがその多くの場合、ノイズに苦労したのを覚えています。
ボディ内手ブレ補正がない
夜景撮影が好きだと書きましたが、夜景はスローシャッターでの撮影が主になるのですが、そのさいどうしてもレンズ内の手ブレ補正だけでの手持ちはキツくなってしまうため三脚が必須になります。そうなると、どうしても荷物が多くなってしまうのでとても面倒になってしまい撮影頻度はどうしても下がってしまいます。
もちろん、ボディ内手ブレ補正があっても限界はあるでしょうが、三脚を持ち出す頻度が下がるということはそれだけ夜景だけでなく全体を通して撮影をする機会が増えることになりますので、評判のボディ内手ブレ補正内臓のカメラが欲しくなってしまいました。
欠点はあるが総合的には◎
上記のような欠点があるものの、この世の中に欠点がないカメラと言うのは存在しません。EOS 80Dは現在でも十分使用できる特に初心者、中級者までなら最良のカメラとなる大変素晴らしいカメラです、二度目となりますがコスパ最高です。
実は売りたくは無かった
はい、ものすごく使い勝手がよく愛着もあったので、できれば売りたくはなかったのですが、どうしてもフルサイズのミラーレスカメラが欲しかったんです!!
2台持ちも考えたのですが、デジタル一眼カメラを2台もったところで極端に使用頻度が偏ることが容易に予想できますし、なによりお金に余裕がありません。
今年のはじめにライカ M6を買ってしまったからね!新型コロナの10万円の振り込みがなければ今年はカメラボディを買うつもりなんてなかったし、そもそもフルサイズ一眼を買えることもできなかったでしょう。
要約すると、フルサイズのミラーレスが欲しいが、メーカーが異なるカメラを2台持つ程にお金の余裕がない、そういう理由で泣く泣く下取りへ出したわけであります。
総括
いや本当にEOS 80Dよ今までありがとう!!自信を持っておすすめできるカメラですので、後継機のEOS 90Dが出た今であれば価格も安くなっています。お手頃な一眼レフをお探しの方は是非検討してみてください。