中年不安

適当に生きてきた結果がこれだよ

最初の一台におすすめのカメラ ~2020年冬 フルサイズ編~

年末に向けカメラがほしいと思っている初心者の方へおすすめのカメラを紹介したいと思います。

僕の独断と偏見で…こんばんは。

フルサイズとは

センサーがまあまぁデカイカメラ。わかりやすく言うと一般的なフィルムカメラと同じ画角(広さ)で写真が撮れる。いっぱいボケて暗所も強いカメラのことです。

最初の一台がフルサイズ、それはとても素晴らしいことです。

おすすめするカメラの基準

ボディ内手ブレ補正搭載

レンズでの手ブレ補正で十分という方もいらっしゃるのですが、実際に自分で使ってみてシャッタースピードが大分抑えられたこと、手ブレ補正の弱いまたはついていない安価な旧式のレンズでも使えるので、ボディ内手ブレ補正がついているものほうが初心者におすすめできると思い判断基準に選びました。

高機能でコスパがいい

所謂、家電量販店などで初心者にすすめられる安価で、それなりのスペックなカメラでなく、ハイスペックとまでは行かないまでもある程度高機能でなおかつコスパの良いものを選んでみました。

これらの基準で選ぶため所謂、エントリーモデルと言われる安いカメラに比べて少し高額の20万円前後になってしまうのであしからず。

NIKON Z5

初っ端はニコンを紹介させていただきます。
このカメラはZ6の廉価版ではあるのですが、Z6と比べてその差は画素数が誤差の単位で低くなっている2432万画素、サブディスプレイがない、少しだけ暗所での撮影がしにくくなっている程度でして、AF性能、堅牢性、使いやすさに関して言えばZ6と同等であり、不平のあったシングルスロットから、SDカードのみの対応とはなりますがダブルスロットに変更されたりしています。
この性能でボディだけなら約16万円、レンズキットだと流石に約22万円と20万の大台を超えてしまうのですが、最初の一台にこのカメラを選んでおけば、性能不足で物足りなさを感じることは無いでしょう、そう写真の撮影に限っていえば…。

言葉を濁した理由は、背面液晶が自撮りが困難なチルト液晶、動画性能が同価格帯の他社機種と比較すると完全におまけであることが挙げられます。
もし、動画をたくさん取りたいという人は、後述するSONY製のカメラを検討してはいかがでしょう。

 

SONY α7III

It's a SONYで有名な(そのCMは大分前に終わっているよ)、SONYが送り出したフルサイズミラーレスのデファクトスタンダードと言っても良いカメラ。
現に、多くのミラーレスカメラはα7IIIを基準に評価されてしまっています。

その性能は、瞳AFを始めとする高性能AF性能からボディ内手ブレ補正、使いやすい2420万画素と高い描写力、そしてなにより4K動画の撮影とユーザーがほしいと思う機能が搭載されている傑作機です。

ただ、背面液晶がこちらもチルト式のため、こちらの機種も自撮りをするのは困難といえます。

価格は本体が約20万円、レンズキットが約24万円とフルサイズミラーレスとしては標準的な価格となっています。

 

SONY α7C

最近発売されたα7IIIの廉価版でフルサイズ入門機といえる存在です。
こちらの場合は誤差の範囲というわけではなく、シャッタースピードやファイダー性能、ボタンの配置などα7IIIに比べ見劣りする部分はありますが、描写性能は申し分なく動画も4K対応という初心者や初級者には十分するぎる性能を有していることは間違いありません。

そして嬉しいのがフルサイズ機とは思えないほどのコンパクトさと、自撮りが簡単にできるバリアングル液晶を搭載していること、SONYはユーザーの欲しいをいち早く察知して商品化してくるから素敵です。

価格は発売したばかりということもあって、本体価格が約20万円、レンズキットが約24万円とα7IIIとほぼ同じ価格になっていますので、我慢できる人は価格が下がるのを待ってから購入したほうが良いかもしれません。

 

おすすめはできるけど少し惜しいカメラ

キャノン  EOS RとRP

RとRPはボディ内手ブレ補正非搭載で、今回は候補から外しましたが、それ以外の点でいえば十分な性能を有しているカメラです。
総合性能的には前述のα7IIIやZ6に一歩譲るのですが、本体価格20万円を切る安さは魅力のひとつと言えるでしょう。

また先進的機能がいくつかついていまして、その中でもレンズ交換時にはシャッター幕が降りてホコリの付きやすいセンサーを保護してくれる機能は各メーカーも取り入れて欲しい機構ではあります。

 

総括

僕が初めてカメラを買った数年前には、ミラーレスカメラは一眼レフカメラに比べて性能が劣る、フルサイズカメラは敷居が高くて初心者には向かないという傾向が合ったように思いますが、α7IIIの登場により一眼レフよりミラーレスと評価が変わると同時に、フルサイズ機への敷居も低くなり購入しやすくなった様に思えます。

そう考えますと、α7IIIはここ10年くらいのなかでは一番の傑作機といえる個人的に思っております。

Z5に関して言えば、廉価版といえどもボディはマグネシウム合金で堅牢に、性能もほとんど落とさずに価格を抑えてくるとはニコンらしい質実剛健なカメラと言えます。

 

 

 

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