ソヴィエトの遺産
私はレンズ沼には嵌っていない!こんにちは。
本日は新しく購入したレンズを紹介します。ちょうど1ヶ月前に欲しいレンズを紹介したので、”タムキュー”と思った方もいるかもしれませんね…。
実は、あの記事には入っていないレンズを購入してしまいました(笑)。
ojisan-loneliness.hatenablog.jp
新しく購入したレンズはこれだ!!
この度、ロシア製というかソ連製レンズ、ジュピター12 35mm F2.8を購入させていただきました。
ジュピター12 35mm F2.8とは
概要
このレンズを簡単に説明させて頂くと、ソヴィエト時代に東ドイツからカールツァイスの工場設備と技術者達を手に入れたソヴィエトがカールツァイスのコピーレンズを制作しました、そのレンズ郡の一つです。
ジュピター
ソヴィエト製カールツァイスのコピーレンズは数種類あり、ジュピターはゾナーをコピーしたものを指しています。そしてこのジュピター12はゾナーを広角へ改良したビオゴン 35mm F2.8のコピー品となります。
特徴
マウント
L39マウント(M6に装着するためマウントアダプターを使用してます)
絞りが独特
絞りリングが独特であり、ピントリングがレンズの側面でなく正面に存在しています。最初のライカに装着している写真を見ればわかりますが、このレンズ正面にかなり奥行きがあってピントリングが赤く色を塗った部分になるため、そこに指を突っ込んで調整するわけですが、ご想像通りすごく使いにくいです、これがソヴィエトクオリティといったところでしょうか、ハラショー(笑)。
後玉がすごい
後ろ側の反射面を見ていただけるとわかるのですが、このレンズは後玉がものすごく張り出していて前玉よりデカイです。
カメラに嵌め込んだ場合シャッター幕(ミラーレスの場合センサー)ギリギリのところまできてしまうため、ミラーレスの場合は制約がありマウントアダプターを介してもカメラによっては使用できないらしいです、ミラーレスでの使用目的でご購入の際はお気をつけください。
総括
この連休中に旅行に行ってきたので、その際に使用してみたところ使いにくかったのですが、M6用35mmレンズとしてズミクロンかまたはそれ以外のレンズを購入するまでは、頻繁に使用することになりそうです。
現像はまだしていないので写りについては書くことはできませんが、現像が完了したらこのブログで紹介したいと思います。
しかし、お恥ずかしながらフィルム交換の際に巻き戻しが完了したものと勘違いをして、巻き戻し前に少し裏蓋を開けてしまったので、フィルムがだめになっている可能性が…。