防湿庫を導入した話
今年の成人式は、横浜などの一部を除き全国的には比較的おとなしかったようで何よりですね、こんばんは。
今回は、僕が防湿庫を導入し使ってみた感想等を書いていきますので、お付き合いお願いします。
そもそも防湿庫ってなんぞ?
まぁ、カメラに興味ない人には一体何のことだかわからないと予想いたしますので、簡単にではありますが防湿庫について説明いたします。
湿度を一定に保つカメラケース
意外と思う方も多いと思いますがカメラやレンズは放置しているとホコリが付いてそこからカビが発生してしまいます。僕もカメラについて調べるまではそんなこと全く知らずに保管は適当な棚に収納すれば良いと考えておりました。
実際、カメラ及びレンズはお餅並にカビが生えやすいので、カビが生えないようにホコリを避けて湿度を一定に保ったまま保管する必要が出てきます。その保管する場所が防湿庫やドライボックスと呼ばれるものです。
要するにカメラにとって良い状態を保ったまま保管するために必要なもの、つまりはカメラ版ワインセラーと考えて頂ければわかりやすいでしょうか。
ド、ドライボックスぅ?
ドライボックスという単語が出てきましたが、ほぼ完全に密閉できるプラスチックのケースの事で中に除湿剤や防カビ剤を入れて使用する、安価なカメラ保管ケースのことです。
こんなやつ↓
ちなみに僕が購入した防湿庫はこんなんです↓
防湿庫、ドライボックスのメリット・デメリット
防湿庫のメリット
- 放置しておいても常に理想の状態の湿度を保つことができる
- 扉は少し厚めのガラスで周りは金属で頑丈な上、鍵が掛けられるので家族等に勝手に持ち出されることがない
- いい感じに収納できるので、カメラやレンズを鑑賞できる
防湿庫のデメリット
- 電源をさして使用するので、微量とはいえ電気代が発生
- でかくて重いので邪魔、小さいものは小型金庫、大きいものだと冷蔵庫くらいあるので置き場所に困る
- 気にならない程度であるが稼働音が生じる。神経質な人は寝室に置かないほうが良い
- 価格が高い
ドライボックスのメリット
- 防湿庫と比べてコンパクト、なにより軽いので置き場所に困ることは、ほぼない
- 音や電気代が発生しない
- 価格が低い
ドライボックスのデメリット
- 除湿剤を使うので、定期的に交換が必要であり放ったらかしというわけには行かない
- 保管されているカメラを眺めるということが難しい。透明度の高いものもありますが、眺めるのには向いていません。
- 簡単に蓋を開けられ、プラスチックなので破損する可能性があり、特に子供のいる家では置き場所を考えなくてはならない。
ドライボックスでなく防湿庫が必要になった理由
カメラを購入してしばらくは数万円する防湿庫よりも1,000円ちょいで手軽に購入できるドライボックスで良いと思っていたんですが、あのニコンS3を購入してから、こいつは万が一にもカビを生えさせるわけには行かないと思い、ドライボックスよりも除湿性や保管上の安全性に信頼のおける防湿庫を購入する決意をしました。
そのおかげで以前よりも精神的に安心感や満足感を得ることができました。ただし、お金は出ていくし彼女はできませんでした。
防湿庫は必須ではない
防湿庫がカメラを保有する上で必ず必要と言うわけではありません、ドライボックスでもカメラを長持ちさせることはできます。なので買うのをオススメすることはしません。ただ、防湿庫、あれは良いものだと自信を持って言えることは確かです。
高額なカメラやレンズをお持ちの方、または今後購入を検討されている方はドライボックスでなく防湿庫を購入されたほうが安心ができるので是非ご検討をしてください。