IT時代 その1
過去記事に何度か軽く記載したと思うが、実は俺は数年前まではIT業界でシステムエンジニアとして働いていた。
今回はその頃についての話である。
なぜITを目指したのか
俺は最初、特に目標もなく大学へ進学しなんとなく真面目に通学していたが、大学でできた友人が所謂PCオタクと言うやつで彼と付き合っているうちに俺もPCに興味がわいた。(今でも続いているPCオタク生活の幕開けである。)
その頃、我が家にもWindowsXPがやってきて俺はだんだんとPC沼に嵌って行く。
最初のうちは当時、全盛だった個人運営の漫画のファンサイトで掲示板などに入り浸っていたネット中毒のような生活を送っていたが、そんな生活を続けるうちに、必然的に自分もウェブサイトを作りたいと思うようになり独学で当時最先端だった、HTMLとCSSを使用したウェブサイトを開設し、サイトの内容よりもサイトのコーディングの方へ力を入れて運営していた。
そうするうちに、HTML/CSSだけでなくJavascriptやPerlなどのウェブプログラミングにも手を出し始める事となったのである。
ウェブサイトを運営していくうちに、就職活動の時期が訪れたが就職活動はうまく行かずあまりいい会社から内定を取ることができなかった。
就活がうまく行かなかった俺は、個人サイト制作については、素人なりに自信があったのと、当時はまだITバブルの余韻が残っていた頃で、IT産業もそれなりに元気だったことに目をつけ、ウェブデザイナー、もしくはウェブプログラマーの仕事に付きたいと思うようになり、大学卒業後、専門学校に入学を決意した。
IT専門学校への入学
大学卒業後、IT業界に入るため親を説得し専門学校へ入学し、そこで、ウェブサイト制作について2年間学ぶことになった。
コーディングはそれまで手打ちでウェブサイト制作をしていた事もあり、クラスの中では一番と言っていいほど出来が良かったが、デザインのセンスはそれほどなく、いつも講師からもデザイナーよりもコーディングの方に才能があると指摘されていた。
それでもなんとか卒業する頃には、それなりのデザイン力を身につけることができ、ウェブクリエイターとして就職先をさがし、なんとかIT系企業で内定を取ることができた。
ちなみに、内定先の企業はソフトウェア開発が中心であったためC言語の課題が出されたのだが、その時に初めて、本格的にプログラム言語の基本であるC言語に触れた。
その後、専門学校は無事に卒業し、暗雲立ち込めるIT業界へ足を踏み入れることになるのである。
その2へ続く
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